グリーン隊第6回目の活動の速報は既にブログで報告していますが、
改めて詳細についてお知らせします。
いつもは2時間の活動ですが、今回は1泊2日でたっぷりと秋の自然を楽しみます。
今月のテーマは「どんぐり」です。
2日間どんな活動が待っているのか、わくわくドキドキで入所式です。
2日間の活動内容を聞いた後、さっそくどんぐり探検に出発です。
地図を見て色々な調査をしながらゴールの展望台を目指します。
先ずはどんぐり拾い。出来るだけたくさんドングリを拾います。
拾いながらどんぐりの見分けにも挑戦です。
どんぐりの見分けは帽子の形が重要。しっかり観察します。
すでに根っこが出ているどんぐりもたくさん見つけました。
どんぐりは秋に根っこを伸ばして冬を越して、春になってから芽を出します。
木の年輪の調査では、自分の生まれた年に出来た年輪に印をつけました。
森のエビフライを探します。
実はこれ、リスがマツボックリを食べた跡ですがエビフライにそっくり。みんな見つける
ことが出来ました。中には30個以上見つけた強者も。
さすがグリーン隊隊員。自然の家の他のイベントではちょっと見られない光景です。
ゴールの展望台に到着して楽しいお弁当の時間です。
お昼からはみんなで拾ったどんぐりの植え付けです。
植木鉢に名前を書いたら森に土を取りに行きます。
午前中に拾ったどんぐりを植木鉢に植えたら、班ごとに看板作り。元気に育つように
願いを込めて。
夜ご飯はみんなで作ります。
メニューはご飯と豚汁と鮭のホイル焼きです。慣れない手付きでがんばります。
自分達で作ったご飯は最高。ペロリと平らげました。
夜ご飯の後はお待ちかねの夜の森探検にしゅっぱーつ。
真っ暗闇の中、どんどん森を歩いていきます。そして、森の中で5分間、声を出さずに、
懐中電灯を消してどんな音が聞こえるか夜の森の様子を体験しました。みんなの感想を
聞いてみると「コオロギの声が聞こえた!」「カンタンも鳴いていたよ。」「ちょっと怖い。」
そして、懐中電灯を点けずに森の中を歩いてみます。最初は懐中電灯がないと歩けな
かったけど、暗闇に目が慣れて懐中電灯なしでも歩くことが出来ました。そのまま自然
の家に戻ってきました。「猫の目になったみたいだった。」普段真っ暗闇を歩くことは無い
ので貴重な体験になりました。
(ここまでは当然のことながら写真はありません。)
1日目の活動はここまで。お風呂で1日の疲れを取って明日に備えておやすみなさい。
2日目朝の6時24分の様子です。起床は6時半。一部の隊員は起きて来ましたが、
ほとんどの隊員たちはまだ寝ています。
でも一旦起きると元気いっぱい。朝食の後は森へ生き物探しに出発です。
外はあいにくの雨。それでもカッパを着て出発です。
さすがはグリーン隊隊員たち。雨の中でも、ちゃんと生き物を見つけて来ます。
大きなツチガエルとアオイトトンボ、水辺ではヤゴとハリガネムシ。他にヨシノボリも。
次はおやつ作りです。グリーン隊のおやつの材料はこれ。「どんぐり」です。
スダジイとマテバシイの殻を割って中身を取り出します。
割ったどんぐりを生地に練りこんで、焼き上げるとどんぐりクッキーの出来上がりです。
お土産用にお家に持って帰ってと言ったのに、全部食べてしまった隊員もいました。
どんぐりを中心に秋の自然の家の生き物をたっぷり楽しんだ2日間もあっと言う間に
終わりの時間。来月も元気な姿で自然の家に来てくださいね。
(たっちゃん隊長)