主催事業『化石ハンター2』ですが先ほど無事に終了しました!
まずは前回の続きからご報告させて頂きます。
分類した石を先生に見てもらった後はそれぞれの石について先生に教わりました。
「これは黒くて粒が殆ど見えないから泥岩」「これは今回石を拾いに行った沢では珍しい石灰岩だ」
色んな石が見つかりました。
「チャートの中に石英が入っていたら金が採れる可能性があるよ」
ワクワクするようなことも教えてもらいました。
難しい話も沢山ありますがみんな真剣に聞いていました。
その後、いよいよ化石クリーニングの始まりです。
先生の話を聞いて、見本も見せてもらいました。
先生みたいに上手にできるかな?
「石の層を見て割るんだよ」「本体の外側についた模様も大切だからね」
色んなことを教えてもらいながら自分でクリーニングをしていきます。
「先生、これ化石?」「この石に化石が入ってますか?」
早く化石を見つけたいですね。
今日はどんな化石が採れたかな?
化石ハンターの1回目と同じように、自分達で採ってきた石とスタッフが事前に用意した石
それぞれから化石を探しました。
「あった!」「貝だ」
化石を見つけたらしおりにのせた資料と見比べて貝の種類を判断していきます。
「これは模様がついてるからヘナタリ」「ウミニナもあったよ」
みんな化石探しに慣れてきました。
色んな化石の名前が分かってきた頃には先生への質問も
「この石のこれとこれとこれが化石だけど取り出すにはどうやって割ったらいいの?」
「この化石はフナカタガイとムラサキガイのどっち?」
段々、専門的になってきました。
そんな中、先生が「みんなこれは珍しいから見においで」とみんなを集めた化石がありました。
「これは『月のお下がり』といって貝の身が石に変わったものだよ」
「見せて見せて!」
「ルーペで見てごらん」
みんなで回して見ました。
色んな化石を見つけた後は標本の作り方を教えてもらいました。
みんな家に帰ったら先生に教えてもらった通り、採った化石を標本にして大切にして下さいね!
先生への質問コーナーではみんな色んな質問をしました。
「今までに採った中でどの化石が一番大切ですか?」
その質問に先生は
「どの化石にも採った場所や採ったときの思い出があるから全部、大切だよ」
この2日間でみんなが採った化石もきっとみんなの大切な思い出になるはずです。
最後に先生からみんなへ
「化石といっぱい話しなさい」
と教えてもらいました。
ただ、化石は話せないからみんなが図鑑で調べたり化石の様子をよく見て
「海の浅いところにいたの?深いところにいたの?あったかい海だったの?冷たい海だったの?
どうしてお前とお前はこんな近くで埋まっていたの?」
色んなことを聞いて、考えてみようと教えてもらいました。
「夢の中で化石がしゃべるかもしれない!」
おしゃべりが聞こえるかもしれませんね。
是非、これからも石や化石に興味を持って勉強して下さい!
すごいものを掘り当てたら是非、自然の家に持ってきて下さいね!
<もりぞー>